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篠原 里菜 消防士(救急救命士)
(拝命:平成30年4月 )
泉佐野消防署 日根野分署 勤務

消防士を目指したきっかけは  
 高校生の時、医療従事者として救急医療に携わりたいと思い、救急関係の職業を調べていると、救急医療の始まりが救急隊(消防士)だと知り、消防士を目指すようになりました。
 その中でも、緊急に処置が必要な傷病者を医療機関へ搬送するうえで、救急車内で迅速かつ適切な処置をする「救急救命士」に強く憧れ、高校卒業後は救急救命士の専門学校へ進学し、国家資格を取得後、地元を管轄する泉州南消防組合の消防士になることができました。

今の仕事で苦労している点は
 私は、現在女性職員が24時間勤務できる部署で勤務しており、救急救命士として救急隊員の拝命を受けています。
 救急活動をする上でやはり、力仕事もあり、男性隊員との力の差を感じることもありますが、隊長含め3人で協力して活動を行うので、気後れせずお互いがサポートし合い、足りないところを補うという点で、自分にできる最大限の活動をするよう心がけています。

今の仕事のやりがいは
 迅速かつ的確な処置をし、適切な医療機関へ搬送することで命をつなぎ、搬送した人やそのご家族さんに「ありがとう」、「救急隊が来てくれてよかった」、「安心した」と言ってもらえることが一番のやりがいです。



奥野 晶弥 消防士
(拝命:平成31年4月 )
泉佐野消防署 日根野分署 勤務

消防士を目指したきっかけは
 私はもともと運動が苦手で、消防士になろうと頭に浮かんだこともありませんでしたが、19歳の時に近くの海での水難事故の報道を見て、救助活動を行う消防隊員や救助隊員、また救命処置を行う救急隊員を見て感銘を受けたのがきっかけです。
 自分がこのように輝く消防士になれたら、自分と同じように運動の得手不得手で自分のなりたいものをあきらめようかと迷っている人たちを元気付けてあげられると思ったからです。
 誰にでも助けてほしい時があると思います。これまで自分が経験した、助けてほしいと思う気持ちを忘れず誰かの不安な気持ちに一番に気付ける消防士でありたいです。

今の仕事で苦労している点は
 体力錬成も資器材の点検も、仕事のための準備です。様々な面で準備が足りないと思うことがありますが、「出来ない」「遅い」はいつでも自分次第であると痛感します。 もし、女性であることが理由で、させてもらえない仕事があるとすれば、それは周りがその人を女性として守ってくれているからだと私は思います。 ですから、女性だから、と気後れせず自らが手を挙げることが大事だと思いますし、希望すれば何事にもチャンスを与えていただける職場です。

今の仕事のやりがいは
 プライベートでも消防士でいられることが、何よりの誇りであり、やりがいです。 採用されるまでは日常で困った人がいても、きっとどうにかなるだろうと他人事のように過ぎ去ることがありました。 ですが、今では自分が消防士であるがゆえに声掛けができます。 その人に迷惑だと思われても、自分は消防士だから声掛けをしてもおかしくないと思えるようになりました。 消防士であることが普段の日常で何をするにしても背中を押してくれ、それがやりがいとなっています。


    

作成;消防本部総務課
(2020.09.16更新)

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