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緊急立入検査を実施!

 令和3年12月17日に大阪市北区の雑居ビルで、多数の死傷者が発生した火災を受け、泉州南消防組合では12月20日から、管内にある類似施設で避難経路となる屋内階段が1カ所しかなく、不特定多数の方が利用するビルなどに対して緊急の立入検査を開始しました。  
 立入検査では、階段や通路に避難の障害となるものがないか、燃えやすいものが放置されていないか、消防用設備等に異常はないかなどを確認し、施設の適切な維持管理を指導するとともに、関係者に対して火災による炎や煙、一酸化炭素中毒などの危険性と、避難の方法などをまとめたマニュアルを配布し防火対策の徹底を呼び掛けました。
 また、この立入検査の様子は12月20日に朝日放送から取材を受け、同日に同局のニュース番組「CAST」で放映されました。
〇施設関係者の皆さんへのお願い
  • ・避難経路となる階段や通路には、避難の妨げになるものを置かない。
  • ・燃えやすいものが放置されていないか確認しましょう。
  • ・防火扉はスムーズに開くか確認しましょう。
  • ・消防用設備等は適切に維持管理しましょう。
〇施設を利用する方への注意事項
  • ・避難口や避難経路を事前に確認しましょう。
  • ・初期消火に使用する消火器の位置を確認しましょう。
  • ・火災は、いつどこで起こるかもしれないという危機感を持って行動しましょう。


朝日放送取材の様子



作成;警防部 予防課
(2021.12.24)

  
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