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≪ことば≫で命を繋ぐ!消防の通信指令員

〜口頭指導を学ぶS-EDGEコースを開催〜

 11月10日(木)、当消防組合の5階研修室において、泉州地域を管轄する6つの消防本部(和泉市・忠岡町・泉大津市・岸和田市・貝塚市・泉州南広域消防本部)の各通信指令員(24時間365日、管轄の119番通報を対応している消防職員)12名が一同に集まり、救急要請時における口頭指導技術を学ぶために設けられた「泉州通信指令員救急教育コース」(Senshu Emergency Dispatcher Grow and Evolve コース/通称:S-EDGEコース)を受講しました。
 このコースは9時30分〜17時30分までの1日コースで、泉州地域メディカルコントロール協議会監修のもと、119番通報における対応のレベルアップを目的とし、年に1回開催しているもので、今回で3回目の開催となりました。
 コース内容は、心理学的知見を取り入れた講義や、実際に119番通報や心臓マッサージなどの応急手当の経験が無い一般の方に通報者役を務めてもらい、臨場感あふれる通報受信訓練や口頭指導実施訓練を行うなど、受講者は地域住民の命を守るべく、全員が一生懸命に学んでいました。
〜S-EDGEコースの内容〜
第1章 導入講義 通信指令員の役割/コミュニケーション【担当 泉州南広域消防本部】
第2章 心停止への対応        【担当 岸和田市消防本部】
第3章 外傷症例への対応〔総論〕   【担当 泉州南広域消防本部】
第4章 外傷症例への対応〔各論〕   【担当 貝塚市消防本部】
第6章 活動中に感じた思いから学ぶ  【担当 泉大津市消防本部】
第7章 119通報対応シミュレーション【担当 忠岡町消防本部】
【広報戦略の一つとして、泉佐野TV「さのテレ」にも取材を依頼しました】
【今回から、通報者エリアの状況をモニターで確認できるようにしました】
【指令員の指示が、通報者の方にどのように伝わっているか、リアルタイムに確認することができ、ふりかえりの際、動画にて検証が可能となります。】
【泉州地域MC協議会 松岡会長からの開催挨拶】
【泉州救命救急センター 中尾所長からもたくさんのアドバイスをいただきました】
【S-EDGEコースの修了、お疲れ様でした。】
【ご協力いただいた各関係機関の皆様、本当にありがとうございました。】
〜最後に〜
 このたびの講習を開催するにあたり、通報者役でご協力頂いた各関係機関の皆様、泉州救命救急センター松岡先生・中尾先生におかれましては貴重なお時間を頂き、本当にありがとうございました。おかげをもちまして、大変有意義な訓練を行うことができました。


作成;警防部 指揮司令課
(2022.11.25)

  
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